近場のホームセンターなどを探したが、ちょうど良いサイズや値段のものは見つからなかった。仕方ないので、棚でなくても、サイズ的に棚であれば良いと思った。そこで思い浮かんだのが、岡持ち(出前箱)である。
しかしいくらなんでも、職場の机に岡持ちを置くわけにはいかない。僕は面白い事をやるのが好きだが、公の場ではいたって真面目な人間で通っているのだ(多分ね!)。だから即座に、そのおかしな野望は頭から消えた。でも、そのときに沸いた岡持ちへの興味は、なくなりはしなかったのだ。
よくよく考えてみると、岡持ちは出前だけに使うにはもったいない。蓋を外して机に置けば棚にもなるし、外ではトランクにもなる(よね?)。丈夫そうだし、見た目もシンプルだ。しかし、様々な用途に岡持ちを使っているという例を、僕はこれまで見たことがない。
そもそも、飲食店をやってない一個人でも、岡持ちは気軽に買えるのだろうか。ネットで調べてみると、業務用調理用品の店で通信販売していることがわかった。価格やサイズはまちまちだった。
いくつかの店の中で、一番小さいサイズ(縦型3個入=丼3個の大きさ)を7000円程で販売しているところがあった。僕は迷った。買うべきか。買ってまだ誰もやってないような楽しい試みをするべきか。
僕はそのまま1-2週間ほど迷ったが、結局買うことにした(通販はいつも大抵それくらいは悩むが)。低収入の自分には7000円の出費はかなり大きいが、まぁ最悪、家で棚として使えるから良しとした。(こちらのショップで買いました。)
そして、注文から数日でそれは届いた。


ダンボールと紙包みを開けると、あのアルミ製の箱が現れる。

これが自分のものだと思うと、変な感じがした。よく考えれば、岡持ちに直接触るのも初めてだ。僕も今日から、岡持ちオーナーだ。
部屋に置かれたときの存在感も大きい。しばらくはそのまま置いておいた。そして年が明け、購入から三ヶ月以上が過ぎた。
この期間、岡持ちの利用法・改造にいろいろと知恵をめぐらせてきた。いくつかの企画の準備が進んでいる(そのためにまた、少しお金もかかった!)。
そしていよいよ本日から、この「岡持ちブログ」を始めることにした。まだ準備不足・行動力不足の面もあり、満を持してとは言えないが、とにかく今年は「岡持ちが進化する年」にしたいと思う。
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ということで、このくだらないブログ、いつまで続くかわからないけれど、月1回くらいは更新していくので、どうかよろしく。岡持ちだけでなく、その他の小ネタや音楽の話もたまに書く予定です(そういう内容はこれまで「しかすけ日々の記録」のほうに書いていましたが、日記・お出かけ系以外はこちらに移します)。
それでは、次回は購入した岡持ちの仕様を詳しく書いていきます。お楽しみに。
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