2009年04月25日

その2 岡持ちスペック

 さて今回は、岡持ちの構造と性能を詳しく見ていくことにしよう。

oka007.jpg

 まず外観。見てのとおり、持ち手以外はアルミ合金製で、ごく一般的な岡持ちと同じだ。全て手作りのため、すでに製作時の傷がついている。買ったばかりでもそれなりの味わいがある、とあえて言おう。

 箱の大きさは、高さ320mm・幅260mm・奥行き240mmである。これに持ち手の高さ50mmを加えて、岡持ち全体の高さは370mmとなる。一番小さいサイズながら、容積は大きい。

oka004.jpg

 持ち手は木で、少々の細工が施されている。木であることにより改造が容易で、外部において唯一、拡張性のある部位と言える。
 上部後方には少し立ち上がりがある。邪魔といえば邪魔だが、何か載せるための仕様かも知れない。

oka006.jpg

 前面の蓋は、いわゆる「慳貪」と呼ばれる構造である。レールにはめこまれた板を上へ持ち上げていくことで外れる。付属のアルミ合金製の蓋の厚みは、約2mm。レール幅は6mmあるので、ややガタつく。もちろん蓋は他のものに交換も可能だ。例えば、透明なプラスチック板を蓋にすれば、コレクションボックスのようにもなるだろう。

oka005.jpg

 内部には、棚板をはめるレールが3段分ついている。間隔は上から、だいたい90mm・40mm・40mm・90mm。棚板の厚みは最大6mm、付属のベニヤの棚板は5.5mmくらいだろうか。市販のベニヤ板も5.5mm厚のものがある。棚板の大きさは、最大で236mm×236mm。もちろん、幅さえ合っていれば、奥行きは短くすることも可能だ。現に、付属の棚板2枚は、奥行きが約200mmしかない。何か意味があってのことかはわからないが・・・。
 最大3枚の棚板を追加・加工することで、岡持ちの機能をさまざまに拡張することができるだろう。


岡持ちスペックまとめ
棚板の最大厚さ 6mm (付属の棚板は約5.5mm)
棚板最大サイズ 236mm*236mm (付属のものは奥行き200mm)
蓋最大厚み 6mm (付属のアルミ蓋は2mm)
棚間隔(上から) 90mm-40mm-40mm-90mm
箱の大きさ 240mm*260mm*320mm
全体高さ 370mm
アルミ板の厚さ 約2mm
重量 未計測(そのうち計ります)
※現在販売しているものと同じとは限りません。


 このスペックを念頭に、岡持ちの活用方法を考えていきたい。
ラベル:説明
posted by しかすけ at 16:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 岡持ち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。